ご挨拶
平成27年9月28日 自由民主党議員有志が相集い、新政策集団「水月会」が発足致しました。
現存する全ての派閥が、自由民主党創設前後に発足した派閥の流れを汲む中、全く新しい政策集団の発足は半世紀以上ぶりということであります。
我が国に残された時間も、政策の選択肢も少ない中、50年後、100年後を展望した政策を立案し、国民の納得と共感を得るべく常に正面から向き合い行動する政策集団を目指し、より良いかたちで次代へと繋ぐべく一同努力して参る決意でございます。
「水月」とは禅に由来する言葉で、「水面に月が映っている。月は水面に移ろうとしているものではないし、水面は月を映そうとしているのでもない。互いが己を主張することなく、見事に調和を保っている。」というような意味で、無私、無欲、己を誇らず、相手を貶めず、ひたすら研鑚に励み、世の中のために尽くす集団であるべし、との思いを込めた谷中全生庵の平井正修ご住職から授かりました。
戦後70年が過ぎ、わが国をより良いかたちで次代へ繋ぐためには、如何にすべきか、耳に心地良くない真実であっても、勇気と真心をもって真実を語ることを厭わず、気概を持って諸課題に取り組んで参りますので、どうぞ今後ともご指導ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。
「水月会」顧問(前会長)
衆議院議員 石破 茂
水月会プロフィール
平成27年9月28日、衆議院議員石破茂を会長に戴き、政策集団「水月会」が結成されました。
結成にあたり石破茂会長は、「第一に、安倍内閣を結束して支えていくこと。第二に、政策を練って国民に広く語りかけること。第三に、政策実現のため将来の政権を志すこと。」の三つの心構えを説き、行動する政策集団たらんと呼びかけました。
自由民主党内の政策集団は、いずれも結党以来の歴史と伝統を有する「老舗」ぞろいですが、水月会は、家系図を持たない「ベンチャー」として産声をあげたのです。
「水月」とは月影が水面に映っている様を言い、「無心」の境地を表す言葉です。命名に恥じぬようメンバー一同精進してまいります。